恵比寿・駒沢通り沿いに8月1日、保険の総合ショップ「価格.com保険 恵比寿店」(渋谷区恵比寿南3、TEL 0120-057-521)がオープンする。経営はカカクコムの子会社カカクコム・インシュアランス(港区)。カカクコムが2005年から運営する総合保険比較サイト「価格.com保険」初の路面店となる同店。これまでカカクコム・インシュアランス社内に相談ブースは設けていたが、恵比寿に出店することで異なる客層への訴求や認知向上を図る。店舗面積は約8坪で、2ブース(4席)の相談カウンターを設ける。子ども連れでも来店しやすいようキッズスペースも備える。店舗には、どこの保険会社にも属さない募集人資格を持つコンサルタントが常駐し、申し込みや住所変更、支払い方法の変更などの手続き処理のみなど、生命・損害保険に関する相談・見直しを無料で受け付ける。店頭ではサイトで紹介する資料も用意する。カカクコム、恵比寿に保険の総合ショップ−初の路面店 http://www.shibukei.com/headline/10276/
「どこの保険会社にも属さない募集人資格を持つコンサルタントが常駐」ってちょっと良くわからない表現だけど、申込や支払い方法の変更ができるってことは保険代理店ですよね。
カカクコム・インシュランス社の会社概要を見ると、
事業内容 損害保険及び生命保険の募集代理・媒介
とあります。
http://hoken.kakaku.com/insurance/corporate/
つまり、ネット保険比較サイト運営会社=ネット保険代理店が実店舗を持ったってことですか。
やはり保険販売の重要点は対面
カカクコムがこの戦略をとったということは
「やはり保険販売、フォローは対面が一番」
とネット保険比較サイトの最大手企業が悟ったということでしょう。
つまり、従来の保険代理店もっている強み分野に
ネット系の代理店が進出してきたのということです。
強みの強化とネットの活用
では、地域密着型の保険代理店はどのように対応していくべきでしょうか。
まずは、対面の強みの強化。
過去何十年と対面にて保険販売や事故対応を行ってきたのです。
この分野では地域密着型保険代理店に一日(以上)の長があるはずです。
当たり前すぎて見落としてしまいがちな、「対面」という強みを今一度自覚してみる時なのではないでしょうか。
また、地域密着型の代理店が体験の強みをさらに活かすことのできるネット活用も模索すべきでしょう。
人材の問題、技術の問題、費用の問題などありますが、ネットは保険代理店にとって無視できなくなったメディアとして認識し
自社にとってどのように活用すべきなのかについて真剣に検討するところから始めてみてはいかがでしょうか。