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損保系プロ代理店ホームページのTOPページに必要な3つのこと

2018/02/02
今回は保険を売り込まない、代理店のネット上の「分身」のようなホームページの顔ともいえる、TOPページについて考えてみたいと思います。

TOPページは、店舗で言うと「店構え」

ホームページにおけるTOPページとは、店舗でいう「店構え」です。私達は初めての店舗に出会った時、看板や店頭の雰囲気や装飾や外から見える店内の様子などの「店構え」からその店舗のことを判断して、店の中に入るかどうかを決めているはずです。ホームページに訪問していただいたお客様も、TOPページを見てさらに他のページに読み進むか、他のページに移動してしまうかを判断します。ですから、TOPページに課せられた役割は極めて重大だといえます。では、損保系プロ代理店のホームページの店構え=TOPページには何が必要でしょうか。私が代理店をコンサルティングする上で申し上げているのは、1「保険屋さんであることがわかること」、2「誰を対象としているのかが伝わること」、3「代理店のウリがアピールされていること」の3つです。


TOPページに必要なこと1 保険屋さんであることがわかること

保険代理店のホームページなのですから、「保険屋さんであるとわかる」のは当たり前のように思われるかもしれません。しかし、この当たり前のことができていない代理店のホームページが意外に多いのです。「お客様の幸せをサポートします」「企業のリスクドクターとして・・・」代理店の理念を前面にアピールすることはとても良いことですが、「保険屋さんである」ということを伝え忘れると何屋さんかわからないホームページになってしまいます。実際の店舗で、店構えを見て何屋さんかわからない店舗に入店することがあるでしょうか?少々ベタでも「保険屋さんですよ!」とひと目見てわかるTOPページにすることが、お客様を迷わせないために必要なのです。具体的な対策としては、「保険」「保険代理店」「保険屋さん」などの文字をTOPページの目立つところに掲載するだけです。


TOPページに必要なこと2 誰を対象としているのかが伝わること

例えば服屋さんは、看板やディスプレイしている商品、店員の年齢やファッションなどで「誰向けのお店か」というのが伝わるようになっていますね。若者向けの店舗なのか、高年齢層向けの店舗なのかが店構えだけで何となく伝わります。同じように保険代理店のホームページでも「誰が対象なのか」が伝わるようにするべきです。そうすれば戦略的にインターネットから集客したい層に自然にホームページ内へ誘導することができるでしょう。老若男女すべてに情報発信すると、どの層にも響かないホームページができあがってしまいます。具体的な対策としては、「写真のモデルをターゲット層に近い年齢にする」「お客様の声にターゲット層の方に登場していただく」「ターゲット層が好みそうなデザイン(若年夫婦ならやわらかなデザイン・企業ならカチッとしたデザイン)にする」などがあります。


TOPページに必要なこと3 代理店のウリがアピールされていること

保険屋さんであることがベタにわかり、かつ代理店のウリがアピールされている。この矛盾した2つのことが両立させることが一番難しい条件になるでしょう。しかし、代理店のウリがTOPページでアピールされていないと、お客様が代理店に興味を持つことも無いのです。具体的な対策としては、代理店の強みを「提供できる付加価値サービス」「地域ネットワークの強み」「対人サービスに関する強み」にわけで分析し、ターゲット層に合わせたウリとしてホームページで表現することが有効です。

TOPページをご覧になられたお客様を「店内」に引き込めるか

「保険屋さんであることがわかること」「誰を対象としているのか伝わること」「ウリがアピールされていること」の3つを満たすTOPページを作るのはなかなか難しいものです。しかし、この3つを満たしていないと、せっかくTOPページにたどり着いていただいたお客様が他のページを見ること無く離脱してしまいます。店舗が店構えでお客様に興味をもっていただき店内に誘導するように、TOPページから詳細な他のページに引き込めるかという視点で自社のTOPページについて考えてみましょう。